上海にて。
外を歩いていても
なかなか美しい風景に出会うことができないこの町
何気なく「どっか癒される場所ってないの?」ってきいた時
出てきた答えは「うち。」
即答。そして同感。
というわけで
もともと家好きなわたしに拍車をかけたこの町
そこで暮らすわたしの
愛すべきことたち。
ウォーターマンの万年筆、ティーマのマグカップ、
コンタックスの漆黒、ざくろの果肉の官能、
ジャスミンのオイルの香り、
セイコーの電子辞書、オーガニックみたいなもの、
ディテールのヌメ革、シドと白昼夢のイントロ、
フランス語のcの下から出てるヒゲ
3冊セットのモールスキン、マリメッコのキャンバス地、
中国茶を入れる手順、ラミーのペン先のEF、
ピンクグレープフルーツ、バリのアタ製品、
ラナンキュラスの丸み、日泰時の駐車場、マッキントッシュ両方、
この体に流れるアジアの血、
機能美という言葉、
カンザシで止めた髪を解く瞬間
殻のついた胡桃とワインだけ、日曜日の早朝、
ハニーサックルのお香、ケイトスペードの黄緑色、
肉松パン、結城紬の佇まい、フランス語の「R」の発音、
ジブリ映画の野暮ったさ、
ベージュのリネン、黄色のパプリカの甘み、
あたらしい畳の匂い
ヨガの呼吸の使い方、きんもくせい探しゲーム、
リンツのチョコレート、アルファベットで書くshanghai
コーヒーの落ちる待ち時間、
ピンクのフレンチネイル、
プリンセスタムタムのネーミングセンス、
イッタラのアイボリー、2月28日、
胸の開いた白無地のTシャツ
エトゥセテハ、エトゥセテハ、まだまだ山程あるけれど。
これがわたしの
愛すべき日常。