おだやかな
に出会う
おだやかな
に
数日振りに
おだやかなは
ほんのすこしずつ
ふえていって
おだやかな
はわたしを
やさしく包んで
おだやかな
は
わたしを助けて
ほほに触れる
そして
毎朝
鉄の棒の骨組みしか
みえなかった
きたない通りに
おだやかな
が舞い降りて
見慣れたどぶ色が
今朝
青に変わっていた
おだやかな
あざやかな
のために
まいにち
うまれかわろう
ふつうくらいの
声のおおきさで
うたをうたって
あるいた
きもちがよかったから
そして
おだやかな
といっしょに
そのそらを仰いだ
おだやかなは
まだ
モールス信号みたいに
つー
つー
とん
つー
と
なみはあれども
次第に
つーが
ながくなる
金銀花と
百合の
甘いかおりに酔って
おだやかな
と手をつなぐ
そう
キョウは
どようび
やすみなのに
しごとだけど
おだやかなが
いっしょだから
なんにも
やなことなんて
ないものね
いいこにしていたら
ちゃんと
おだやかなが
そっと
あたまをなでてくれる
おだやかなは
ひみつの
とくべつだから
こっそり
いいこにしていよう
そうしたら
いつでも
となりにいてくれる
ああ
きょうは
おとうさんの
たんじょうびだった
メールをしたら
押尾コータロー
一曲マスターしたってさ
腰は調子がいいってさ
なんさいに
なったんだろうねえ
おだやかな
ねえ