経験

好きを

07/26/2007

例えば
スキを

 

もっともっと強く
探して
好きを
自分の好きを
もっともっともっと
淘汰させていけば
それはもっとも美しい姿に
なっていく

そのために
なんとなく
なんとなく好きだなあから
もっと
わたしは
これが好きであると
そうやって
はっきりいえるくらい
自分以外の全員が
「まあいいんじゃない」
って言うなかで
じぶんひとりでも
「これでないとダメなんだ」と
「良くないよ」って言うなかで
「でも私はすきなんだ」って
そのくらいに
強く持っていられれば
それはなににも代えがたい
潔さと
ただのわがままではない凛とした強さになる

 

もっともっともっとすきを
これが一番いいっていう
すきを
もっと自分の中に
増やせたら
気づいたらそれは
自分だけの色

やりかたも
えらびかたも
100人いれば100通りあるけれど

好きをもっともっと
突き詰めて
どうして
その色なのか
どうして
そっちを選んだのか

 

好きに理由なんてなくていい。

好きに囲まれて暮らすのは、とてもいいもの。

 

なんていうか

わたしはただ
すきがひとつづつ
ふえて
そのなかで気づいたことが
たくさんあったから

 

わたしのすきを

じぶんだけのすきを
この腕にだきしめて

 

なにひとつ
譲る気はこの先一生ないもの。

 

好きをもっと。

 

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