アメリカのバーモント州マンチェスター
ニューヨークから車で北西に4時間半
その山に囲まれたアメリカの長野県にて
初めてできた友達のはなしをしたい
さてアメリカに来てみて約1ヶ月が経過した
1ヶ月前レヴィス家に暖かく迎えられた私だったが
実を言えば初めての日尋常じゃないほど緊張をしていた
到着し皆に迎えられ嬉しいながらも
その極度の緊張をほどいてくれたのは
農家の息子から「ようこそ」とプレゼントされた瓜のネックレスと
その嫁から「よこうそ」とプレゼントされた赤ん坊
それが彼女テルーラとの出会いだった。
その彼女テルーラは
笑顔が得意技という点ではライバルとも言える現在6ヶ月の女児。
初対面の時真っ先に私の存在を受け入れてくれたその時から
すぐに大親友となる。
キャンプファイヤーをこよなく愛するテルーラは母親の乳を主食に、
いつも泥酔したおじさんのような仕草で皆に愛されている。
最近は半径50センチにあるもの全てを手に取り口にする
コウキシン旺盛な年頃で、ネギの緑部分をむしゃむしゃしたり
わたしの髪の毛や指をむしゃむしゃしたり、
何とも幸先楽しみな育ちぶりである。
愛くるしい私の親友。