行き先-とっておきのハグを

04/25/2008

どちらを選んでいいのか分からない時なんて
毎日で

 

この電車に乗ろうか乗るまいか日々
選択しながら生きている

 

ただあなたのその手を思い浮かべて
導かれることを望んで

 

もう忘れてしまったこともある
ずっと身体に刻まれて残った記憶もある

 

そういうものが交互に足踏みをしながら
顔をだし 私に笑いかける

 

その腕は綺麗に伸びた指は
私を手招きしてひょいとこの細い手首をつかんだならば
そっちの方向へ引っ張ってゆくのだろうか

 

ほんとの心のそのまた奥だけが
行き先を知っている

 

選んだ数時間後にわたしが笑っていさえすれば
それはきっと

まちがいない選択にまちがいない。

 

静寂と柔らかな濃淡を抱き締めて

もしも、やっと、会えたなら。

 

とっておきのハグを。

 

そして

笑おうかな。

 

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