どちらを選んでいいのか分からない時なんて
毎日で
この電車に乗ろうか乗るまいか日々
選択しながら生きている
ただあなたのその手を思い浮かべて
導かれることを望んで
もう忘れてしまったこともある
ずっと身体に刻まれて残った記憶もある
そういうものが交互に足踏みをしながら
顔をだし 私に笑いかける
その腕は綺麗に伸びた指は
私を手招きしてひょいとこの細い手首をつかんだならば
そっちの方向へ引っ張ってゆくのだろうか
ほんとの心のそのまた奥だけが
行き先を知っている
選んだ数時間後にわたしが笑っていさえすれば
それはきっと
まちがいない選択にまちがいない。
静寂と柔らかな濃淡を抱き締めて
もしも、やっと、会えたなら。
とっておきのハグを。
そして
笑おうかな。