なんでニューヨークかっていうことを考えていた。
理由は思い当たらなかった。
好きな場所はもちろんある、好きな人々ももちろん。
でも外に出た時に感じる、セカイが廻っているという感覚。
そしてその波に、ゆらゆらと浸かっていられるあの感じ。
小牧市温水プールの流れるプールで、ただ目的もなくひたすらに
ゆっくりと流されてゆく心地よさに似ている。
一人でいるときは、どこにいても変わらない。
一歩外へでたときに、生活感が適度にあって、ものすごく
何でも無くて、テンションが上がるはずもなく下がるわけでもなく
右から左からフラットに叩かれる。
違和感のなさと、実に何でもないということ。
理由が思い当たるはずもない。
何もないのがきっと答えだ。
ドラッグストアとスーパー、どっちが好きかな。
西友とVドラッグのどちらかなんて両方好きすぎて選べない。
わたしのニューヨークは、そんな感じ。
ぼちぼちいこう。