サブウェイ1番線にて。
うわわあああ、このひとめっっちゃタイプだわ。とまじまじ見つめるは
推定68歳、中肉猫背のしらがの男、
何十年も着てるだろう色のあせたトレーナー、無地。
たぶんいつも元気がなさそうな感じで、
でも土とか化石とかを掘り続けている。
そのときは生き生きしてるはず。
強いか弱いかでいったら弱いに決まってる。
たぶん奥さんと娘がいて、何十年もまえにたぶんそのトレーナーを
買ったくらいに逃げられている、
いまは多分一人暮らし。
そしてポケットには!
懐中電灯。
まちがいないー。
この人だ。
というわけで、勇気のでなかった乙女は
声をかけるのを忘れましたが、
これから「タイプは?」と訊ねられたときの答えが見つかりました。
トレーナー(無地)、
ズボンのポケットに懐中電灯が入っているひと。
また1番線で会えるかしら。
そしたら声かけよっと。