外国での暮らし

すごいとおもうことについて

11/19/2011

 

 

 

好きなひとがいるということは
もしかしたら
すごいことなのかもしれないと
そうおもう

ただ
好きなひとがいる
そんな シンプル極まりない
どこにでもあふれているそのことは
もしかしたら
すごいことなのだろうと
そうおもう

あいするとか
あいされるとか
そういうことの中であっという間に
道に迷うわたしは
あいするとか
あいされるとか
そういうことがどういうことかは
いつも わからなくなる

 

そんなときに
だれかがわたしを抱きしめて
“ぼくは君が好きだからこうして抱きしめるんだよ”

たとえば真っ直ぐに
そう言われてわたしは

 

あいするとかあいされるということは
とてもふくざつなように見えて
あいかわらずわからなくても

 

ともかく
触れたいとおもうひとがここにいて
そしてそのひとがこのからだに触れる
そういうことが
自分を生かしていると おもうんだ

 

好きなひとがいるということは
きっと
すごいことなんだろうとおもう

彼が
いてくれて
ほんとうによかったと 日々おもう

彼に
出会えて
ほんとうに幸運だったと 日々おもう

すれ違って 不安になって
話し合って ぶつかって
それでもなお
だれかと強くつながっていること

 

だれかあいするひとがいるということは

ほんとうにすごいことなのだと
そう
おもう

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