つくづく時間てのは、錯覚以外の何ものでもないんだなと思う、
例えば昨日おこった出来事は、一週間ほど前の遥か彼方に感じるし、
あっという間に元の生活に戻ってみれば、4ヶ月の空白は存在しなかったかのように
わたしはこの街を歩いている。
1年前に見ていた風景がふとした瞬間 すぐ手の届くところに広がり存在したりして
その中に浸っていると、自分が一体いつのどこにいるのかが
たまにわからなくなる。
世界は相変わらず現実的なようで、非現実的で、このままゆらゆらと
流れる時間の中で 年を取ってそして わたしは、死ぬ。
Flowing time.
In the now.