経験

雨の手紙

07/05/2013

梅雨という時期のこの身体にまとわりつく
目に見えそうなほどの湿った空気は
一向に好きになれる気配はないが
深夜から早朝にかけて 4時をまわる少し前に覚めた目で
しとしとひっそりした雨音を聴くのは
とても贅沢なことなのだと心ゆくまで浴する。

ありったけのこころで
ひとと向き合うことは普通のことよりも
もっとていねいにしていかねばならず
細心の注意をはらって 時間をかける 今

一字一句の文字にのせて誰かに「こころ」を伝えることは
かんたんなことではないけれど
今 こんなときこそひつような こと

 

「愛」があれば生きてゆけるのだと
そんなふうに思っていたけれど

深い悩みを解決したり
階段を一歩一歩のぼってゆくのに

愛、だけではなくて、
優しさや知恵などをもってして
たくさんの要素が混じり合ってひとははじめて前に進んでゆくのだと
少しずつ
わかることがある

 

「伝える」ことは 集中力を要するけれど
わたしはこれから雨音の助けを借りて
たいせつなひとに手紙を書くことに、とりかかる

 

 

 

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