なんだか、とても、長い夢を見ているような気がする。
どこからが、現実で、どこまでが、夢か、
たまに、わからなく、なる。
どちらがどちらでも、
大してかわりはないのかも、と、おもう。
たとえば今体験しているすべてのことは、
妊娠したことや、こどもを産んだことや、
ここで出会った人々や、
辛かった数週間のことや、
衝撃的に美しい夕暮れの空のグラデーションや、
屋根から伝う冬の雨音の優しさのことは、
すべて夢で、
明日になって
目が覚めたら
すべては消えて
なくなっているのかもしれない。
どちらがどちらでも、
大してかわりはなく、
”いま”に
ただ、立ち戻る、
”いま”。
母親業は、
長年思い描いていたとおり、
等身大の自分に
とても合っているようにおもう。
たとえ、それが、夢だとしても。