経験

月に一回の歯医者

02/05/2017

오늘밤은 어둠이 무서워요/ 10cm [from Life]

 

 

 

3ヶ月くらいから歯が生えていた

私に負けじ劣らず食い意地のはった息子

5ヶ月くらいから毎月歯医者に通っている

今数えたら、ほぼ2年くらいになるのだな。

 

7月の、夏の暑い日に

 

好きな人に初めてメッセージを送り始めたころ

そんな頃も同じように歯医者に行って

診療台の上で泣きながらむせて

直前まで食べていた胃の中のものが全部リバースしたことを

「そんなこともあるんですね」
と彼にドキドキしながら、
言葉を選んで、送ったことを思い出した。

 

 

丁寧にお返事をもらって

胸をときめかせたひとこま

 

 

全部

鮮明に覚えている。

一字一句

彼がなんて

声をかけてくれたかとか

記憶はどれもやわらかい、花びら

楽しかったことだけ覚えておきたいと

思うのも無理はないかもしれないけど

でも本当は

悲しいことや苦しいことに全部

価値がある

 

 

 

「そんなことわかってるよ」

といつかの自分は「わかった」つもりでいた。

 

 

甘いものだけ一生食べてていいよと言われたら、嬉しい?

わたしは嫌だな。

 

グレープフルーツの酸っぱさが大好きだし

 

唐辛子は毎回パスタに入れたくらい

辛味もスパイスも大事

 

 

苦くて甘い、カプチーノを

毎回

「エスプレッソ少なめで」

とリクエストして、飲むしね

 

 

 

全部、美味しい

 

 

 

 

 

彩り

濃度

明るさ

 

 

無限の移り変わりの

両端がどちらも愛おしい感覚に

 

 

悲しいことや苦しいことも

そうか、とても大事なんだなと本当に腑に落ちたのは

最近

 

 

 

でもだから、言えることがある

 

 

どれも辿ってきた自分だから

 

 

苦しさを必死で排除しようと

苦しさに必死で抵抗してきた時間が長かったからこそ
言えることがある

 

 

 

 

 

 

 

毎月、同じ場所に、そうして通うと

月日の移り変わりと

自分の変化が垣間見える

 

 

同じ景色を見ながら

あ、半年前はこんなことを感じていたなと

 

 

 

そういうことに延々と

想いを馳せる時間が

わたしの何よりの滋養で

 

 

 

そして月に一度の

息子と変わらずに過ごしてきた時間

ハンバーグ屋で踊ったり

ガス欠で車が止まったり

昔好きだったひとの家の近くを通るときに胸がキリキリ痛んだり

 

気づいたら

そんなことすら、忘れていたり

 

 

 

今でもやっぱり彼は

診療台の上で必死で抵抗して涙を流すけど

それを見ながら

 

 

 

「そうそう、抵抗すると、いつまでも苦しいのだよ、息子よ」

 

と思いながら眺めている母親。

 

 

 

 

そのままにさせる子育て。

わたしはそこに抵抗していないから、

多分どこまでも子育てが楽なのだろう。

 

 

 

自分が解放されて色々なことに気づくまでは辛かった。

 

 

何もかも。子供の泣き声も。一人で抱えることも。

 

 

 

 

今はただ、いつも

穏やかな風が吹いている。

 

 

 

ネガティブなことを恐れなくなると

その時点でネガティブではなくなるものだから

 

 

 

 

 

こんな遅い時間に昼寝して、

ま夜更かしするつもりかい、darling

 

でぶっちょで勇ましく

愛くるしい息子に守られて

 

 

 

わたしは今日も、

バローホームセンターの駐車場で

ツラツラと日々を綴っている。

 

 

 

 

 

 

You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply