かなしいがおしえてくれるたくさんのこと

10/15/2017

 

ほんとうに

ほんとうに

ほんとうにかなしいことが起こって

どうしていいか

ほんとうに

ほんとうに

突然すぎて

ほんとうにわからなくなるときに

 

たったひとりでいいから

あたまにおもいうかぶ人が

いるということは

 

とても

すてきなことだね

 

 

わたしにも

そういうひとがいてね

まいにち

あたまのなかには

ずっと留守なんだけど

 

 

ほんとうに

ほんとうに

ほんとうに

ほんとうに悲しいことが

 

いちねんか

にねんに一度

起こるときにだけ

その場所を

ふと

さいごに

おもいだすんだ

 

 

きょうのあさ

泣きながら

 

たすけて

たすけて

たすけて

とおもいながら、

 

そのひとをおもった

 

 

 

長いいちにちが終わるまえ

涙を拭って

抱きしめてくれるひとは

そばにいてくれて

 

起こったできごとを、ただ

すべて理解してくれるひとがいて

 

そして

わたしが

さいごに思い出す

 

そのひとから

ちゃんと、

返事が来ていた

 

 

 

立って、おしっこを練習するか

座っておしっこをするかについて。

 

 

ほんとうに

ほんとうに

ほんとうにかなしいことは

 

たいせつなことを

いつも

おしえてくれるね

 

トイレの練習のことまで。

 

 

 

たくさん

たくさん

ないたけれど

 

 

いまは

かなしみの

意味がわかる

 

 

そのなみだには

たくさんのやさしい

やさしい

愛が

めいっぱい

 

あふれんばかりにふくまれていて

 

 

 

とても

久しぶりに

そのなみだが

舌に届いたときに

わたしの流す、

なみだの味は

なんて

澄みきっているんだろうと

おどろいた

 

ものだよ

 

 

 

きょうも、

いちにちが

あまおとに包まれて

ちゃんと

やさしくおわる

 

 

 

ことば、すくなに、だれかをおもい、

ことば、すくなに、だれかをあいす、

 

わたしはなんて豊かで、

そして

しあわせなのかを

めいっぱいあじわった

最上級の、

かなしみにつつまれたいちにち

 

 

 

あいするということは

いついつまでも

 

なんて

すてきなことだろうとおもう。

 

 

 

それは不変で

そして

わたしには

 

たくさんの

あいするひとがいることを

おもいだした日。

 

 

 

 

ねむろう

あしたはきっと

 

なにかが、

はじまる。

 

 

 

とっくにあたらしくなっていた、

そんなじぶんとともに。

 

 

 

せかいが

めつぼうする日はきっと、

 

 

しゅくふくに

包まれていることだろう。

 

 

 

おわりは、

いつだって

はじまりなんだから。

 

 

 

 

 

 

 

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