本以外のいろんなものが売っている、本屋さんで、すきなひとにプレゼントする、(すきなひとのすきなところ100)というなかみが空っぽの本をみつけた。
すきなところ100と、一緒にしたいこと100という本があって、一緒にしたいこと100は来世で書いてあげることにして、
そのすきなところをかくことをおもったら、枯れてしくしく痛んでいたこころが少しだけ、うるおう感じがした。
それをもらったひとたちの、顔を想像したらきっと嬉しいだろうな。とそう思って、自分にそれをプレゼントしたほうがいい気がした。
でもいまは、じぶんのことをいいと思えなくなって長いから、すきなひとのこと。
一から順に、おもいついたら書こうとおもっていて、ふと、ああ、大好きなところがあったと思いだして、ノートに1、と書いた。
本は、見ただけで、買ってないから、ノートの一番上のタイトルに、
「Mのすきなところ100」とかいて、
A罫の一番上の行に、1、ぶよぶよのおなか。(そのままがいい、きたえないこと。)
と書いたら、とてもしあわせなきもちになった。
3年くらいかけて、100まで書けたら、そのひとにきっと会って、はい、と渡そう。
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