しぜん 恋 重なる色の上を 02/20/2019 唄うように、歩く。 その月の明かりに耳を澄ませて 何度でも 自分に 恋に落ちる。 蝉の声が 最後の一匹になるその朝陽に ひとつの季節が終わり すずむしの声が鳴り響く夜に、 あたらしいきせつはもう、始まっている。 昨日と明日が、重なりあう その淡く揺れる色の上を 今日が何色か 確認するように、 生きる。 <8月と9月の間> Share You Might Also Like 09/11/2019 年老いた猫のように 11/12/2010 ロドリゴが初めて私を呼んだ日のはなし 11/26/2006 No Comments Leave a Reply名前 メール サイト Δ
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