もし本当にその時失敗したり、うまくできなかったり、自分の弱さがゆえに、誰かを傷つけてしまったりしたなら
もうちょっと、ことは簡単なんだよ。
でもそうじゃなくて、ただすれ違ったり、ただ誤解だったり、それが無実の罪だからこそ
わたしたちは苦しむ。
なにかを償わなきゃいけないことなんて本当はなくて
ただ そのままうけいれること
許すも癒すもなにもなしにただ
それを静かに受け入れること
そういうの。
捻れた釘を外のどこに還すか迷ったわたしは、鉱山みたいな場所にした
何万光年もかけてそれは、朽ちていった。
無実。
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