突然メイシーズで買い物してたときのことを思い出した。
ミッドタウンは、なにかと用事が多くて、出入りしていた。コリアンタウンも近かったし、一時通ってた語学学校もそなへんだったし、三角公園は便利だったし、店が多かったのかな。忘れたけど、よく34丁目では下車した。
メイシーズの向かいにある化粧品屋を徘徊することが多くて、無駄に試供品を試しまくって楽しかった。日本のドラッグストアみたいな化粧品屋だけど、日本だと百貨店でしか買えないブランドがひと通り揃ってて、ゲランとかイブサンローランの化粧品が庶民的な店でべらぼうに使い放題というのは楽しかった。
しかも日本で買うよりだいぶ安いので、ほんと日本のドラッグストアで安い化粧品を買うみたいに気軽にそれは手に入ったから、それはアメリカに住んでてよかったことのひとつ。
メイシーズでウロウロするときは大抵洋服とかを見ていた気がする。それかは無駄にウロウロするだけ。なんだかんだで好きな服がアメリカには売っていた。
わたしは体型が細長いため、日本の既製の服が大抵サイズが合わない。
日本人女子の平均に似合うように作られてる服は、だいたい可愛いけど腰回りがダボダボか、腕がつんつるてんかのどちらかで、ピタリ合う服は珍しい。
その点アメリカはさすがというくらいに千差万別の人種がごった返しているため、いわゆる200キロの巨漢のオバちゃんもオシャレできるようになってるし、わたしのような細長い人間にも合う服が用意されていて、x xs とかxxl みたいな幅は非常にありがたかった。
そして、日本の服というのは本当にびっくりするほど似たり寄ったりで無難に作られていて、微妙にディティールが違えど、その辺の会社に出勤しても品があるように作られていて、ときめく服に出会うことはほとんどなかった。
でもニューヨークでは、派手派手しくもカワイイ色がそこら中に並んでるし、インドの洋服が来たければジャクソンハイツに行けば1900円出してカラフルなインドの服が変えるし、つまりは選び放題ということ。
メイシーズの話だったか。
メイシーズというのはデパートである。庶民向けのデパート。
いわゆるイオン的な雰囲気は漂ってるけど、イオンだけど高島屋みたいな、そんな感じ。
いや、高島屋なのにイオン的な雰囲気といったほうが正しいかも。
あんまり日本で欲しいものが売ってる場所って少ないけど、nyは割と好きなものがいつも身近にあって楽だった。
時々映画でメイシーズが登場すると、すごく懐かしくなって、34丁目の交差点をいつも空を見上げながら汚いビルとビルの間を彷徨い続けたことを思い出して嬉しくなる。
毎年同じパレードがある風景が、なんか忘れたけど有名な映画の中に出てきて、それをみるたびに胸がキュンとする。ってここまで書いたらさすがに化粧品屋の名前を思い出すかと思ったけど、ど忘れしたまま思い出せない。
人間の記憶などそんなものである。
長くnyに住んだ頃、日本語も忘れたし、長年住んだ日本の名古屋の一番有名な道路の名前が思い出せなくなったとき、脳みその容量というか自分の記憶容量はとても小さいのだなと思った。
sがつく名前だったような。
メイシーズまた行きたいな。角のバーガーキングでソフトくクリーム買って、自前の塩とインスタントコーヒーをかけて食べるか。
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