何かを始めるのに
何かを目指すのに
遅すぎることはあるだろうか?
わたしは何度、人生をやり直してきただろう?
もっと年が若かったら、わたしはもっと勇敢に何かに挑戦できたろうか?
怖いもの知らずだったあの頃の、どこにでもいける気がした気持ち
守りたいものなどひとつもなかったあの頃
ただがむしゃらに、だれの言葉も遮って
自分の心だけに従ったあの頃
歳を重ねるたびに
臆病になったわけじゃない
ただ何かに挑戦して
そして失敗するたびに
希望を失ったような
そんな気がしただけだ。
何かを始めるのに
なにかを目指すのに
自分を一から取り戻そうとするのに
誰かを愛し始めるのに
もう一度
何かを信じてみることに
遅すぎることはあるだろうか?
限りある時間の中で
わたしが出会えた大切なものたち
わたしがどこにでも行けたのは
若かったからじゃない。
今自分には、
守りたいものがある。
それはわたしに、勇気を与える。
この命が朽ちるその瞬間まで、最後まで全力で幸せになるために足掻けと。
なにかを始めることに、
遅すぎることなんて。
No Comments