一気に、夏の匂い。
懐かしくて、よく知っている、どこかでいつも嗅いだその切なさ。
いつもは、梅雨があけ、夏が始まった瞬間にそれはもう終わりを告げている哀しさがあった。
その哀しさを味わっているうちに気づいたら秋を迎える、通例の夏ではなく
今年はそこに光を当てようと思う。
なにかこう、夏らしい、情熱的な弾ける経験をしたいとか、そういうことではなくて、
夏には夏の、その哀しさには哀しさのとても大切な意味みたいなものがあると。
生きていることに、ただずっと続いて終わるだけのそれに、全てが詰まっているあの感じと同じように。
8月1日2020