長い長い恋の終わり。
失いたくなかった大切なひとに、別れを告げた。
「もう2度と連絡しないで。
今までありがとう。」
いつもの、優しい春の桜の写真だった。
すぐに返信した。
もう2度と、自分がこうして繰り返し死のうとしている時に、助けじゃなく優しさを向けられることは要らないとそう思った。
とても自然で、何も怖くなかった。
今日死のうと思ったこと。
真さんにありがとうとさよならをいえたこと。
自分は、この先もうそういう相手は要らないと思ったこと。
中途半端に支えをもらい、突然それが途絶えて真っ暗になる経験はもう、この先要らないとそう思ったんだ。
自分を大切にできたと素直にそう思う。
怖くて失いたくなかった関係や、大好きな人たち。
でもわたしには、それは必要ない。
命を支えてくれなくとも、愛されたいとそう思った。
でも、わたしは死ぬから。
少し前にりゅうじとちゃんと最後にできて、真さんには手紙を書いて、ちゃんと伝えようと思っていた。
これまでの感謝や、今後はこうしていきたいということ。
でもこんな形になるとは思っていなかったな。
タオくんが、転んで泣いて、たくさんの愛に触れた。
わたしには、全てがある。
強くありたい。自分のために。