出産時に滞在していた場所から、ちょっとインターネットが使いたいな、ちょっと必要な買い物に行きたいな、と思ったときに足を伸ばして出かけるショッピングモールがある。向かいにはインドカレーやら旅行会社やらの平屋の並んだお店が並んでおり、角には小さな図書館があって、そこではWi-Fiが飛んでいたため、文明社会から隔離されたわたしでも、かろうじてメールチェックやブログを書くことができた。
NYに長く住んでいたが、そういう通信系のインフラが世界中でこれほど差があることには未だに驚かされる。
日本に帰国した後は、どこもかしこもネットが飛んでいなくてとてつもなく不便だと感じるくらいに、マンハッタンの街中ではどこでもWifiがフリーで繋がるのが当たり前だった。
そんな日本よりも更に自然の中で人々が生きていて、数十年前のような環境であるのがニュージーランドだ。
ただNZで過ごして感じるのは、時代が遅れているというよりも、むしろ進んでいるというか、そういった情報社会よりも、もっと自然に近い場所で家族と過ごすことが幸せである、という感覚は幾分進んでいるようにも感じる。
そんなさまざまな文明のタイムマシンで行ったり来たりしながら、その便利さの恩恵に改めて感謝したり、不便さの中で見つける良さなどが海外生活にはいつもある。