昭和町のプールに行けた。
古くて、狭くて、地味で、嬉しい要素はひとつもない場所
いつか住んだシャンベリーの、カラフルで可愛くてそこにいるだけで胸がはちきれるほどときめくプールとは
真反対の その場所だった。
でも、水のなかで自分の身体をしっかり感じていくこと
右足の、腰の痛みや痺れや、機能できていない場所を
元の位置に、戻すように
息苦しくて、数回潜って息を水の中で吐き出すだけで、身体がほぐれて、息が上がっているのがわかった。
りゅうじがいなくなってから、多分2年ちかく、まことさんに会った日からもきっと2年くらいセックスをしていない気がするけれど
あのときの、身体が温かくほてって、ここちよい疲れとおおきな呼吸の、その感じを、すこしだけ思い出せて、とても嬉しかった。
春日井のプールはシャワーも寒くて苦手だったけど、古くて小さいお風呂がついていて
プールでがんばったあとに、お風呂に入れることは、すごく素敵なことだとそう感じた。
これから、身体とこころを整えていって、毎日を健やかに過ごしてゆきたい。
そしてたおくんや潤くんと、家族になってゆく。
夢を叶える未来のベルトコンベアの上に、わたしは乗っている。
それでいい。
毎日一生懸命こうして生きていることが、嬉しい。