おばあちゃんが迷子になっていて、助けたことで心が至極落ち着いた。
警察への恐怖、嫌な感情、外に出るのが怖ったこと
潤や他のみんなへの怒り
すべて、自分をとてつもなく責めていたことが出てきたあと、楽になるようだった。
潤の家に灯りがついていて、ほっとする時間
警察が来て話している間に通る潤の車
ゆっくり、じとっと走っているのを見てすぐわかった。気になってるな〜。パトカー呼んだの君だものね。怖いよね。と思いつつ、なにひとつ悪いことをしていないことが明らかな状況で、警察の人に話を聞かれている間、なんと周回して戻ってきたのか、もう一度様子を見に潤の車が戻ってきた。
思わず声かけようと思うくらいに近く通っていった。またゆっくり走りながら。
過去生で、悔いたことがとにかく自分を苦しめているのはよくわかっていた。
子供を死なせたくなかったわたしと、愛されていなかったと憤り続けた彼と、甘やかすことでしか愛情表現をすることができずに、堕落させた過去。
そして潤は、当時も今も、同じように言いなりにされることを嫌がった。
でも過去、連絡したら死ぬぞと脅されるようなシチュエーションや、本当に生命を断とうとしたことで、身動きがとれなくなった自分と、子供を支えられなかったことへの自責
わたしはそして、それを持ち越して生まれ変わり潤と出会った。
潤は、自分を止めてほしかった。誰も彼も自分が苦しいときに、必死で止めにかかる代わりに「君がそうしたいならそうしな」と諦めて、潤が本当に苦しんでいるときに必死になってくれる人はいなかったんだ。
それもそのはずで、彼の破壊力や牙は、暴走しているときには誰の手もつけられないほど怖い。鋭く周りを傷つけるから、誰も近づけないのだ。
そして彼はそれを知っており、ずっと孤独を選んだ。
本当は、あまりに繊細で、ただただ助けを求めていただけだったのに。
美女と野獣に出てくる凶暴な野獣の内側が、本当は繊細で優しい王子様のように
潤は、その魔法を解いてくれるひとを待っていた。
そして、それはわたしだったんだ。
正面から太刀打ちできる、真正面から「それは違うよ」と言い放っても、怯えずにいてくれる人
強く、優しくあれる人
潤が間違ったときに、命をかけて止めてくれる人
潤はきっと、そんな人を待ってた。
そしてわたしは、結局最後まで怯えてしまったから、潤とは一緒にいられなかったのだ。
責めて、責めて、自分を責め続けたのは、自分を許してしまったら、彼への愛はもうどこにもなくなり、絆もなくなり、最後「彼を助けたかった、支えたかった」と思っていた強い親の愛情が、消えてなくなるとそう思っていたからだ。
過去の自分を抱きしめて、大丈夫、愛は無くならないから。許していい、自由になっていい、もう自分を責めなくていい、と繰り返しそう言った。
そして今わたしは生まれ変わってバトンを受け継いでる。
うまくいかなかった6年だったけど、それでもまだ諦めずに、彼を理解しようとしている。
太刀打ちできる、正面から止められる強さを身につけるために、日々変化しようとしている。
だから、大丈夫だとそう言った。
正直自分にそれができるのかも、すぐに言葉に惑わされて混乱する特性の自分が、潤のネガティブな言葉に一切ぶれなくなる日が来るのかはまだわからない。
でも、確実にそっちに向かってんだ。
今日は、苦しくて、胸が重たくて、そして思い切り浄化して、急にふわり外に出たいと感じられた祝福すべき日だった。
コンビニまでタオ君と歩いて会えなかっけど、ルーミーの灯りはわたしの心にも灯りを灯した。
そして警察が来て、潤の車が二回も通ったことが、安心となった。
大丈夫。わたしは歩いてゆける。
タオ君もいてくれる。
潤を、愛してる。
わたしはもう、自分を責めなくていい。
できなくても、いいんだ。
全てが愛だから、失敗してもいい。
進んでく。
ありがとう。