潤が、潤であることを選び生まれて、
この世界の苦しみを背負いそして孤独に痛みに耐える中で
わたしの学びは、その痛みがどうすれば楽になることを
知っていながらも
それが彼に届くまでの間、ひたすらに待ち、見守ることなんだと思う。
なんとかしたい思い
知っているのにという思い
それでも潤が、自分の手で、その道を歩くことを
ただ手放して、見守り、そして待つこと
これほどの愛を、教えてもらってるんだとそう思う。
手放し、その苦しみを、軽くする代わりに
ただ同じ痛みのことを
苦しみのことを、知っている人間がここに居るという
それだけの愛で、今は生きていられたら十分だとそう思う。
胸は苦しいし、どうこうできない辛さは言葉にならぬほどの痛みだけれど
それを請け負うことなど何て事はない。
潤の痛みを知っているからこそ
ただそれを見守る勇気を持つ。
本読んで、ゆっくりしよう。
潤がどこまでも転げ落ち傷だらけになろうとも
わたしの愛は、変わらない。
そして自分もまた、生きることだけで
潤の灯りになってゆきたい。