ひとりごと

タオくんが結婚してくれると言ったこと

02/07/2022

不思議な週末だった。

りゅうじとの最後の約束だった歯医者の予約

タオくんと2人で行って

いろいろな思いが駆け巡る中で、歯科衛生士さんにりゅうじと別れたことを話して

りゅうじの息吹を感じられることが、安心で

よく頑張ったなと思いながら歯医者を出て

交差点でりゅうじとすれ違った。

 

会うのが怖いような

不安で震えながら

車を追いかけて

駐車場で見つけることができた

タオ君と2人で手紙を書いて車のワイパーに挟んで

 

もしも、もう2度と会えないのだとしたら、こんな偶然をかみさまがくれるはずないよねと思って

約束もなくて

会えるはずない場所で

こうして会えたから

また未来を信じられるような気がして

 

 

タオくんはとても嬉しそうだった。

家にきたカウンターが2人掛けだったことを心配して

「りゅうじが帰ってきたらどうするの」と言ったタオくん

 

それがなぜか嬉しかった。

まだ、タオくんもそれを信じていてくれることも

希望が持てる気がして

 

 

車の中で、「ママの成長が遅れて、たおくんが成長したら、結婚できるね」と言ってくれた。

もしも、それで2人とも成長が止まったら、永遠に一緒にいられるねと

そう言ってくれて

その愛に

涙が滲んだ。

 

わたしには、もう

りゅうじがいないけれど

 

わたしと結婚したいといってくれるひとが、ここに1人はいてくれる

それで十分じゃないかと思った。

 

本当に幸せな日だった。

 

 

りゅうじの車

白いA3

運転する横顔

 

久しぶりにりゅうじの顔が見れて

本物が見れて

ただただ安心しながら家に帰った。

 

 

わたしにとってりゅうじは、ご飯を作る言動力になったり

たおくんを大事にしようとできる原動力になる。

 

それが愛なのか何なのかはわからないけれど

ただ温かい夜を過ごして

そして

日曜日はレゴランドで、ラインが既読になっているのを見て

 

見てくれたんだと思った。

 

 

タオくんとわたしは、無視されてない。

 

ちゃんと読んでくれたんだと思って

LINEを消されたと思っていたわたしは、また本当にあたたかい気持ちになりながら

最後まで頑張って帰ることができた。

 

りゅうじがいてくれると

その呼吸がそばにあると

 

ひとりでも、頑張れる

 

いろんなことが、頑張れるんだ

 

 

この先の未来はなにもわからないけれど

幸せな週末をありがとう

 

りゅうじのお陰だと思う。

そしてタオくんや圭ちゃん、アキちゃんみんながいてくれるおかげでもある。

 

 

わたしは、まだ生きてる。

 

 

You Might Also Like