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おもいで

おもいで

マクドナルドとどこでもドア

古い記録コピー   アメリカにもマクドナルドという店はそこらじゅうにあって、だいたいが同じは同じなんだけど、唯一ひとつだけ、日本とは違うところがある。 それはファミリー向けの清潔感溢れる集いの場ではなく、そこはいわゆる汚れていて、教養のない、階級の低い人間が来る場所のようだった。 ときどきわたしのような日本人が、日本が懐かしくなって紛れ込む以外、見ているとテレビで見るような薄汚いホームレスみたいな […]…

07/02/2024
おもいで かぞく

ひこにゃん

彦根にいった。 帰りのくるまのなかで、これが最後なんだとそう思った。 たおくんに、もう2度と、こうやってふたりで出かけることはできないかもしれない。 もう2度と、無理して、できないことを、こうしてやっては苦しむことを終わりにすると決めて、運転したら涙がでた。 たおくんに、これが最後の旅行だとおもう。悲しいけど、そう伝えた。 たおくんは、そんなのいやだなってそう言ったけど、でも多分 いろいろなことを […]…

12/24/2020
おもいで

夏の匂い

一気に、夏の匂い。 懐かしくて、よく知っている、どこかでいつも嗅いだその切なさ。 いつもは、梅雨があけ、夏が始まった瞬間にそれはもう終わりを告げている哀しさがあった。 その哀しさを味わっているうちに気づいたら秋を迎える、通例の夏ではなく 今年はそこに光を当てようと思う。 なにかこう、夏らしい、情熱的な弾ける経験をしたいとか、そういうことではなくて、 夏には夏の、その哀しさには哀しさのとても大切な意 […]…

08/01/2020
おもいで

Hikone

彦根城の向かいに あの日見た真っ白な景色 絶望という絶望 漕いだことのない、旧いボートの柄を、波ひとつない水面の奥底からゆっくりかきあげるように、重たく、確かに、その時計を過去へと戻してゆく。 あの日見た景色と、今この瞬間が重なるその場所に着く頃には、水が自由にボートを滑らかに流してくれて、漕ぐ必要がなくなるくらいに時間の流れを行ったり来たりするものだ。 それはもしかしたら、わたしが生まれるもっと […]…

06/09/2020
おもいで かぞく

こちらこそ

たおくんが、 「ママ、がんばってケーキ作ってくれてありがとう」 と言ってくれた。   泣きながら、変なケーキをつくって、おいしくないのを食べて、 おいわいする 誕生日。   たおくんに、 「がんばってケーキ作ってくれてありがとう、って言ってくれて、ありがとう」   という   「こちらこそ」     ありがとう、と言うと、 こちらこそ と […]…

06/06/2020
おもいで

furuta

    いつか書いた友人のブランドコンセプト。 みながしあわせにかつやくできるといい。  …

05/23/2018