年少さんの息子が、これはお寿司だよ。 とポーズをとっていた。 数日前に、マイ実家のおとうさんの部屋で、ワンハンドレッドパーセント誤差なくこのポーズで泣いてて、帰ってきたお父さんに 「愛してるって言ってェ」 と全力をふりしぼって言ったんだけど、 寿司が帰ってくるなりくらい部屋で 「アイシテルって言ってェ」て言ってきたらやだなぁ。 お父さんは優しいので、寿司にポンポンとして「大丈夫か?愛してるに決まっ […]…
わたしをとりまく世界を、 ていねいにととのえゆく。 あいするものも、一度扉の外で待っていてもらう。 くるしいようにみえるけれど、 それをやる。 たおくん、潤くん、いつもそばにいてくれてありがとう。 わたしはこんなにも、自分を苦しめてたのだよ。…
わたしは相変わらず、崩れ落ちるように、または床に全身磁石でくっついているようにして、その床に伝う涙と鼻水で洋服をビショビショにしながら、泣いていた。 あまりに苦しく、分からないことがこの世界には多すぎて、その瞬間、とくに分からなかったことが、 なぜ、ひとは、一番愛しているひとと一生を共にすることを選ばないのか? 一番愛しているひと以外のひとと、家族でい続けるということは、一体、本当に一体、どういう […]…