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しぜん

しぜん

イマノチカラ

10年後から、 イチネン後に、戻ってくる。 そして、イチネン後から、3ヶ月後へ戻ってくる。 3ヶ月後から、しめしめ一週間後まで戻ってきたなら あと一歩、 明日を急いで通りこして、今日までやっと、辿り着く。 今日という日まで戻ってこれたなら、 ほとんどはもう ひとあんしん そこまでこれたなら、 5分後も、たやすく乗りこえて、 今へ。   あとはいっぷんいちびょう、いちじかんづつ 今日という […]…

04/23/2009
しぜん

土砂降りの”今”

雨。 雨。 雨。 時々走っていたhomeの遊歩道を思い出す。 月、 月、 月。 移り変わるフイルムのコマのようにカタカタ音をたてて走る 記憶の断片の数々は、毎日どんな時であろうが私の身体の中にあった。 雨、 雨、 雨、 洗いながれる、消えてゆく。 今この場所に、生きてゆくという覚悟のようなものは、 次々とやってくる日々に緩やかに融けゆく   異なる時空を泳いでいた線と線は、どこかで重複し […]…

04/21/2009
しぜん 外国での暮らし

雪待月

ひらいてゆく。露ごもりの葉月 。次々と扉を叩き、覗き小さな勇気に出会う。 ひらいてゆく。次々と。すると入ってくるもの見えるもの。 あのころよりはきっと凄い。あのころよりは、少しだけれども。 ひらいてゆく。するとこっちからあっちから、話しかけられる。 恐れは消えてゆく。神は帰ってゆく。 あきらめかける、出来事はとびこんで、あきらめかけ、そこねる。 わらう。努めてわらう。 いのちに触れる。生身のそんざ […]…

11/16/2008
しぜん

たぶんここに。

空はあおくて 蝉の声が隅まで震える もう夏が終わったような気さえする いろんなところで準備はすすんでいる 何かが全て済んでしまったような 何かがゆっくりと始まっていくような 空は 今日もあおくて ツバの広い帽子の下からはあまり見えない 風は吹いて わたしはたぶんここに。…

07/29/2008
しぜん 経験

話し相手

連れ添いで会話の相手はいつでも月。 早朝の濡れてひやっと空気のなかで今日も手を合わせ。 月の出る方向へ歩き背を押されて帰る 小さい頃からずっと一緒だったことに気がついて ここまで運んでくれてありがとうと 目の前にいるひとびとが何をかんがえているのか それはもうスッと読み取りたいのならば まずは読み取られてもんだいない純粋なままでいることを 明日からあめのようなのでしばらく姿を消すであろうFullm […]…

06/18/2008
しぜん せかい

自然のリズム

自然のリズムに沿って息をしていくこと     自然のリズムに沿ってただ生活することを とにかくとにかく意識するようになり しばらくが経つ するとエゴの塊そのものだった自身はどこかへ去ってゆき ただ抗わずそこに存在できるようになった 根本的には変わらない ただ隠れていた真ん中の芽がきちんと育っているだけで きちんと知って そして感じて 目を閉じて 感覚を研ぎ澄ませれば 気づくと […]…

06/02/2008