わたしは、平気なわけはなくて、 どうして、大好きなひとと、 お別れをすることが、平気であるものか。 もう、さんざん、さんざん、さんざん涙を流して、 さんざん、さんざん、さんざん、苦しんだのに、 こんな、おもいをし続けることは、もうこれいじょうは続けられないと、 そうして、ちゃんと、幸せになることを 選択しようとふたりで話して、 ちゃんと、やさしくして、 そうしてわたしは前をみて 自分で決めたことも […]…
毎日は そう 同じように繰り返されて行き ”反復”の美しさを迎えている たとえば 朝4時半に起きて 白湯を飲み 60分の瞑想のあと 香をたいて 30分間 身体を伸ばし 6時を迎えたところで 一日の食事の下ごしらえを始める為に台所に立つ 炊飯器にスイッチを入れて 弁当のおかずが大体揃い始めたころに 誰かが起きた 音がして バスルームのドアがパタ […]…
次第に心がクリアになって 物事がそれはそれは 透き通って見える もう一度 またもう一度と 起きた出来事から己を振り返って 省みる時間が何度も訪れて そうして見えてくる事がある 悲しい出来事というのは確かに 何もかもを見失い 絶望感の淵で立ってもいられない程の痛みに 耐えなければいけないかもしれません それでも そこをもう一つ超えた次元のところ […]…
いつもみたいに威勢よく 「まい!まい!」って呼ぶもんだから いつもみたいに「はあい?」ってこたえ だきしめにいくと君は 「まい-あ-うー..」ってめずらしくモゴモゴことばをにごす わたしは君の口からそのフレーズを 一度ももらったことはなかったから いっしゅん考えたけどすぐにわかったの もじもじしながらパパを追いかけて出て行く君をよびとめ わたしは初めて言った “ガブラ!愛してるよ!” […]…