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経験

ひとりごと メモ 経験

ほんとうのことを言う

      ほんとうのことを話すというのはむずかしい。 たぶん、いちばんむずかしいことかもしれない。   いつも、それをこころがけていても、 それでも知らないうちに、いいことを書こうとしていることもある。       きょうは、そして朝書くにあたり、 じぶんに約束をした。     しょうじきであること。 ある […]…

03/18/2017
経験

ふたまわりの采配

この部屋に、越してきたのは 息子がまだ、1歳に満たないころだった。   それまで実家で肩身の狭いおもいをしながら、なにをやっていいのかわからずに 途方に暮れた時期。 外国に逃げて、一からまっさらな人生を始めたかった。   彼を産んだ土地までの飛行機のチケットを握りしめて なんども飛ぼうとするのに、なぜか、どうしても動けなかった。   三回飛行機のチケットをキャンセルし […]…

03/10/2017
経験

結び目(日々は、つづく)

  日々は、つづく 結び目の前も、結び目のあとも 日々は、こくこくと、たんたんと、音も立てずに続いている。   たくさんのものを、失った。 それでもていねいに、見送った。   ろうそくに灯りを灯して、その部屋にやってきた日のことを想った。   見送るもなにも、ほんとうはもう、とっくに無かったものを わたしは探していた。     日々は、つ […]…

03/08/2017
経験

月に一回の歯医者

오늘밤은 어둠이 무서워요/ 10cm [from Life]       3ヶ月くらいから歯が生えていた 私に負けじ劣らず食い意地のはった息子 5ヶ月くらいから毎月歯医者に通っている 今数えたら、ほぼ2年くらいになるのだな。   7月の、夏の暑い日に   好きな人に初めてメッセージを送り始めたころ そんな頃も同じように歯医者に行って 診療台の上で […]…

02/05/2017
かぞく 経験

昼神温泉とじいさんのはなし

08-28-2006     じじばば、ちちとはは、まいの5人でいった先は長野県。 ボケたじいさんが、昼神温泉が好きだから行くことになったそうだ。   父方のじいさんは私が物心つくまえに死んでしまって居ないので 今回のじじばばは、ははのちちははということになる。 なんてことはない、ただの一泊二日の家族温泉旅行。 若者の姿なんてひとりも見ないし、 そこに広がるはひたすら […]…

02/05/2017
経験

虹の橋

    過去にしがみついて今から足を踏み外すことと いまこの瞬間に、丁寧に過去をたどることは 別のことだ。       空に祈り 空に願い 虹の、魔法はそこにかかった。     わたしの手には 小さなハートがふたつ 結び 開いてまた結び 過去を洗い、 いつもいつまでも空を眺めていよう。       […]…

02/02/2017