つくづく時間てのは、錯覚以外の何ものでもないんだなと思う、 例えば昨日おこった出来事は、一週間ほど前の遥か彼方に感じるし、 あっという間に元の生活に戻ってみれば、4ヶ月の空白は存在しなかったかのように わたしはこの街を歩いている。 1年前に見ていた風景がふとした瞬間 すぐ手の届くところに広がり存在したりして その中に浸っていると、自分が一体いつのどこにいるのかが たまに […]…
猫が好きになった。 2012年の夏、その1 「猫が飼いたくて仕方ない病にかかりました」との返信に、妹曰く、 「その病は末期になると、建物と建物の間に目をやるようになるよ。」とのこと。 わたしの妹は、大学時代から東京に住みつづけてもう8年とか経っている。 その間何度も彼女の部屋に泊まりにいったけれど、わたしにとっての東京は、 いつまでたっても大 […]…
そしてわたしは、どんな毎日を、これから紡いでゆきたいだろう。 そしてわたしは、どんな人生を、これから流れてゆきたいのだろう。 どうか、見失わぬように、ありたい。 ただ日々の、ただそこにある、ありふれたその日常のなかの美しさを 一ミリも見逃さずに 感じきってゆけるように そのためならば 世界のスピードに 置いていかれようとも 一向に 構わない […]…