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経験

ひとりごと 経験

共感覚

変化とか、移り変わりのなかでしか 自分があることを確かめられないのは確かに もんだいであるのかもしれないが。   季節外れのクリスマスソングを聞きすぎていたせいで 光に彩られた街並から初夏の風が吹く あまり、むずかしいことはわからなかったが、ともかく感じるには、 あまり、わからないもののままとしてそっとしておくことが、 よりロマンティックだったりすることは 間違いないのだ。   […]…

12/07/2009
外国での暮らし 経験

狭間

期間の決まっていない長期休暇をとった理由 死んだように眠って丸二日間が経っていた ワッヅワースの住所に同時に届いた3通の手紙 声をあげて泣いても泣いても体中の水分が飛びきるくらい泣いても 涙がとまらない理由もどこにも見当たらない 狭間は、とても、意味ありげに見える 好きなことを数える。 数えきれぬほどの好きなことは、世界中に溢れている。 どれも、手放す理由が、見当たらないだけだ。 狭間には、いつも […]…

09/11/2009
外国での暮らし 経験

愛逢月

先月から今月に移り変わる夜 もの凄くびっくりすることを教えてもらった ”びっくりすることを教えてあげよう”と言われ ”なになに??”と飛びつく。 ”じゃーん、もう7月だよ。” わたしはメダマが飛び出るくらい驚いた。 いつのまに。 わたしたちは、駅から手を繋いで歩いていて、 ニューヨークには月があまりいないね、という話をしていた。 月と話をするのは、とても特別だが、 月の話を別の誰かとするのも、また […]…

07/04/2009
ひとりごと 経験 表現・創る・書く

闇があり、光はある。   きっらきらのほっくほくに満ちた夢で目が覚める。欲求不満なのか? ずったずたのぼっろぼろにされる夢で目が覚める。とっくに昼は過ぎている。 どちらにせよ、全然熟睡できてねえ。 大問題、最近の眠り。 さわやかな音と天気が、重い身体を痛めつける。 怒りを、吐き出す、人の背中に。 毒を、回す、その手から手へ。   人より苦手なことだらけのコンプレックスの塊が、 […]…

05/15/2009
外国での暮らし 経験

錯覚

ここは、ニューヨークなような気がしている。 錯覚に陥る。 自分のセカイは、どこでもない、どこにも存在しないセカイであるので、 たまにぱっとドアを開けると どこでもドアが予期せぬ場所へ連れ行くように ああ、ここはニューヨークなような気がすると 感じるのだ。 だいたいが、どこでもない存在しない場所で 生きていることがわかった。 だから、どこにいようがいつでも錯覚の中を揺らいでいるのだ。 ここは、たぶん […]…

04/08/2009