ひとりごと 経験 表現・創る・書く 極 闇があり、光はある。 きっらきらのほっくほくに満ちた夢で目が覚める。欲求不満なのか? ずったずたのぼっろぼろにされる夢で目が覚める。とっくに昼は過ぎている。 どちらにせよ、全然熟睡できてねえ。 大問題、最近の眠り。 さわやかな音と天気が、重い身体を痛めつける。 怒りを、吐き出す、人の背中に。 毒を、回す、その手から手へ。 人より苦手なことだらけのコンプレックスの塊が、 […]… 05/15/2009
外国での暮らし 経験 錯覚 ここは、ニューヨークなような気がしている。 錯覚に陥る。 自分のセカイは、どこでもない、どこにも存在しないセカイであるので、 たまにぱっとドアを開けると どこでもドアが予期せぬ場所へ連れ行くように ああ、ここはニューヨークなような気がすると 感じるのだ。 だいたいが、どこでもない存在しない場所で 生きていることがわかった。 だから、どこにいようがいつでも錯覚の中を揺らいでいるのだ。 ここは、たぶん […]… 04/08/2009
外国での暮らし 経験 淡々とドラマチック ロマンチックでドラマチックなことなど起こらない なぜならばすべての出来事は 日常に融けて廻り始めているから。 特別なことなどなにひとつここにはない なぜならばすべてのできごとは この場所から始まってゆくから。 一時的な夢と幻想の中で起こりうることは たとえ石が転がったとしてもケタケタとココロに響いた いまわたしが感じているのは これからはじまってゆく 実に […]… 02/20/2009
経験 狡い季節、冬 誰でもいいから隣に一緒に眠るひとがいて欲しいという 願望は 隣に一緒に眠るひとがいてくれるなら誰でもいいという 願望と 同じようで少し違う まだ混乱することもある 刻むはずの時が確かに止まった数秒感 静寂と妙な空気はそこに流れゆっくりと触れて 何かが伝わったのかそうではないのか それはわからない 真っ暗な中手を伸ばしそこにある腕は 私を抱きしめたのか私でないものを抱きしめたのか 弱い […]… 12/17/2008
ジャパン 経験 年の差をこえて わたしはいま、 家から徒歩1分の老人ホームではたらいている。 わたしは今とても恋をしていて 気になって気になって夢にまで見るひとがいて そのひとは洋太郎さんという 洋太郎さんはだだっ広い敷地に草がぼーぼーと生えた 古くて大きな家にひとりで住んでいて 「ようたろうさーん」と朝迎えにいくと 「いいいいいいいいいまいきますー」と言っていつでも裸足で出てくる おう […]… 12/13/2008