ひっきりなしに鳴り響く 工事の音にももう慣れた気でいたこの町 時刻は夜も明けやらぬ4時半 昨日の夜みたDVDが恐くて口の中がカラッカラに乾いてそして また命や愛について深く考えさせられてしまって 疲れて10時すぎた頃に眠ったのだ ついこの間この町で初めて月に出会ってから今朝 夜が明ける瞬間に立ち会う すると 起きている間中ずっと耳の奥を叩いていたはずの工事の音が 止んで […]…
中国?もううんざり。 ありえない。 なし。 好きかって?愚問を。 嫌いかすきかとか 許せないとかゆるすとか 辛いだけかたのしいか すべては 自分のこころ次第で 歩けば怒鳴られ轢かれる寸前の毎日も 無愛想な警備員や店員の態度も 自分が変われば全てが変わるということだ。 待ち行く全員に笑いかけてみたら いままで いかに自分が心を閉ざしきっていたかがびっくりする […]…
季節というのが 確実に 確実に 移り変わって 水無月 一年前 靭公園を毎日通り抜けていた私は たぶん幸せだったのだ 西本町の薄暗い交差点の上の 歩道橋の上で わたしはたぶん しあわせだったのだ そのあと 実家にに帰った私は ほっとこころを落ち着かせて やっぱり久屋大通りの 裏っ側に気づいたら戻っていて ほんの少しの夏を迎えると同時に 八王子のあたりの森の中に逃げて そう繰り返し走って 日が落ちきる […]…
いつでも こころのなかに イメージはあって それは何色なのか どんな形をしているのか やわらかいか どの はなのかおりだったか わたしの皮膚から内側5ミリ 5ミリ分だけは 普通のこと 毎日生きていくために必要なことを 纏って 笑って話して頑張ったりして でも その5ミリを超えて内側に行くと もう そこは 別世界 オーロラみたいな揺れた色が いつでもゆらゆらと 変化し光ったり とまった […]…