ニューヨーク、時々元恋人 恋と恋の狭間にいる自分が、とても好きだ。 それはほとんど恋しか知らない自分が、何かに本当に打ち込んでいるときにだけ 稀に偶然起こる、砂の中に混じった砂金みたいに 凛と目立つ。 淡々としていて、冷たくて、それでいて、恋を追いかけているその感じ。 ちょうどそれは、月曜日に似ている感じがする。 …
それは本当に結果にしか過ぎないのだけど、 結果として、わたしは自分を裏切ったということになるんだよね。 思うに、なにかが起こったり、苦しかったり 究極の選択をするときに たとえ自分の意思を貫いたとしても、結局は 誰かを傷つけてしまったんじゃないかとか、誰かを裏切ったことになるんじゃないか、 とか人間ならアレコレ思うわけで。 だったら、たとえそこで 私自身が […]…

