見栄とかプライドとかはもう全て捨て去って、 今日のこの、ただ清々しい夏の午前を真摯に愛おしみたいのです だって今夜、世界は終わるかもしれないじゃない だから一瞬のあとに後悔はしたくないから お茶を飲むとか スカートの丈を直すとか あのひとにメールするとか 好きな一曲を聴くとか その単語を調べるとか 何もしない とか いつ全てが終焉をとげてもいいように ていねいに 今にあ […]…
ひとは、確かにもともと1人で、孤独で 誰かに何かを求めても決して幸せになれるわけはなく 外に求めるものなど実際にはなく 全ては内に存在するのであることはもう重々わかっている。 それ以上でも、それ以下でもなくて ようやく最近自分のことや周りにいるひとびとのこと ひとりで過ごす時間をいとおしむことができるようになったのは すばらしきかなー進歩なのだ。 &nbs […]…
初夏のこれでもかというほどの爽やかな 朝の水色の空と澄んだ空気のなかで わたしは抜け殻のような気分でいて 良きも悪きもない虚無感のなかを漂う それはほんとうに楽しいこともなければ悲しいこともない ひたすらカラっぽな感覚で 瞑想から帰ってからというもの、会う人々に 脱皮したようだね!と言われていたのだがふと思えば、 蝶が大きくはねを広げて羽ばたいてゆくその大切なプロセスのなかで のこされた抜け殻のほ […]…