昨日、夜寝る前に、もし山下が肝臓がんだったら、どうするかを考えていた。 転職先の会社や山下が仕事を決めるのとは別で、自分は、それで、どうしたいのかを。 健康な山下に生きることをサポートしてもらうことが、もしできなくなるなら、わたしたちの関係に、意味はあるだろうか? わたしはまた、新しく誰かを探さなければいけないんだろうか。 表立った言葉や、意思や、望みを交わすことが、こんなにも当てにならないものだ […]…
こっから1ヶ月は、2人で統合に向かうと言われた。 本当に、先日までたったひとりで歩いていて、4月28日に電話がつながったときも、こっからいかに自分に集中できるかが勝負だ。とそう思っていたけど、2日経ち、潤の夢を見た。 あたたかく、窓の外で、潤がみんなの中から私を見つけてくれて、駆け出して抱きしめにいった夢だった。 いつも、どこか苦しく辛い夢しか見たことなかったのに。 あんなふうに手放しで、潤の愛お […]…