“life” painted by kouhei nomura お決まりのように年々変化してゆくなかでも、 昨年とその前の年のクリスマスに味わった 嘘くさいほどアメリカらしい経験とは うってかわって過ごす 今年の暮れについて 一年前の自分は想像もしていなかっただろう サンクスギビングが終わるあたりから、道路脇に 掃いて捨てるようにして並ぶ巨大なも […]…
Bill Evans の peace piece が流れるたびに 我に返る 昔から好きな曲だけれども 精神が四方に散らばって収集がつかなくなっているとき その流れるようなピアノが すっと静かに 気を鎮めてくれる まさに、魔法みたいな、ピース 狂ったように煮えたぎった頭を 冷やすために 暫く休養をとる peace piece みたいに 自分が好きな世界を彩る […]…
いままで想像したことがないような出来事や体験や感情を通して なんとかそれを受けいれ前に進んでいかなければと 試行錯誤するなかで いまだかつて自分の人生の上の辞書には存在しなかった 「後悔」という二文字が現れる 取り返しがつかぬことなど、ないのだと思っていた ところが、この数ヶ月でこの身に起こったことは、 やり直しがきく、ことではなかった。 なかったことには、この先一生、できないことだ。 「後悔する […]…
肉が食べられるようになる。 魚介はダメになり、吐くことに抵抗もなくなった。 気持ち悪きゃ吐けば良いと思えることは、実に気楽なことだ。 枠をはずし続ける。変わりゆく。刻々と。…
”ごちそうさま。” という自分のノドから発せられた音が、 部屋全体に響いた。 この部屋で、この台所で火をかけて何かをこしらえ、 そして食べる、最後の食事。 空は暗く、一日中清々しい夏日の後の、 静か、でもないいつもの夕暮れ。 ひとが、生まれかわるその前というのは、 ほんとうに死んだような感じがするのだなあと その皿を前に 一切食欲がわかないまま ただ口にそ […]…
