この身体に刻印されていく温度。 あたらしい記憶は、常時自動的にアップデートされてゆく。 私はこの地で混乱し、常にその背中を探している。 明日セカイが終わるかもしれないし、 1時間後に全てを見失うかもしれない。 だから私は今を、選ぶのだ。 嬉しくも悲しくもなくそこにあるストーリー ぷらぷらニューヨーク観光をしてるよな気分で 夜のマンハッタンを歩く ぐだぐだ下らない事を話しながら週末をまたぐ 背中を向 […]…
ニューヨークは、とても綺麗な街とは言いづらいんだけど、クイーンズの雑多な交差点から見上げる空は、ときどきとても健やかに晴れ上がっていて、ちょうど今日の雨あがりの空が、それを思い起こさせた。 所帯染みた垢抜けない日本の住宅街をすっかり照らして要らないエネルギーを洗い流してくれるように、その空は世界中のどこにいても時々同じ顔を見せて、わたしがどこでも自由に行き先を決めていいのだということを、教えてくれ […]…
だからいつでもそんな気分になるのは、仕方がないことだっていうのを、 いい加減知らなければいけない。 イタリア人の彼と、クイーンズボロのアパートの窓から見たあの煌々とした明け方の月を、忘れることができないまま、 私は、またタイムトラベルに出たまま永遠に道に迷うのだ。 空の上で、いったりきたりする時間を早送りしたり巻き戻りしたりしながら 到着したのは自分の生まれ育った国だった。 でも、わ […]…
彼は、すごく悲しかったみたいだった。 それがわかったのは、別れてずっとずっとあとになってからのことだった。 気丈で、明るかった。 いつも安定していて、わたしが常にボロボロでも、 彼だけはいつも、しっかりと立って、そこに笑っていて、 なんでもないように見えたから。 男の人は、みんなそうなのかな。 彼女や奥さんに、そういう悲しいとか寂しいことは言わずにみんな、 生きてるんだろうか? もし […]…
Lさん こんにちは 台風は 無事すぎたのでしょうか さてわたしはいま 公園にいます 街の真ん中の 道路にはさまれた小さな三角形の広場に 噴水と 鳩と 浮浪者と 休み時間のOLとおじさんと わたしがいて 木の陰に隠れたベンチに腰掛けて でも顔に陽があたって少しまぶしいです わたしは家にとじこもるのがとてもすきですが 外を歩いているときに ふと 誰かの顔がうかんで ああ 元気でいらっしゃるかしらと お […]…