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上海

外国での暮らし 経験

淡々とドラマチック

ロマンチックでドラマチックなことなど起こらない なぜならばすべての出来事は 日常に融けて廻り始めているから。   特別なことなどなにひとつここにはない なぜならばすべてのできごとは この場所から始まってゆくから。   一時的な夢と幻想の中で起こりうることは たとえ石が転がったとしてもケタケタとココロに響いた   いまわたしが感じているのは これからはじまってゆく 実に […]…

02/20/2009
外国での暮らし

長い帰り道

ここは中国で わたしは日本人で あなたはもうすぐイスラエルで   へたくそな中国語は聞き飽きた 無意味なフランス語は淡い差し色みたいに私たちを彩って 易しい英語を選ぶあなたの優しさで私は満たされて ひとつづつ増える私の大切な日本語を挟んで並び歩き 胸を押さえて祝い囁く今夜のヘブライ語 言葉というのは何て 尊くて美しくて私たちを繋ぐ橋で糸   手ぶらの帰り道 携帯も財布ももってな […]…

09/14/2007
外国での暮らし

満月の夜

満月の夜はもしかすると 空から全員に素敵な夜を届けるのかもしれない   深夜2時 家に帰ると大好きな彼が言った 「綺麗な夜だったよほんとうに」 私も負けじと 「私も。今夜はとっても素敵だったよ。」     最近知り合った彼女に誘われて行った先は まだひっそりとと佇むだけのうんとうんと素敵な場所 民家の間をぬけた奥には別世界が広がって オープンしたての未完成なビストロは […]…

08/29/2007
いのち 外国での暮らし 経験

子猫

手のひらに乗るほどの子猫 小さくてまだ生まれて何日もたっていないだろう子猫   フアイハイルーと シーザンルーの おおきいおおきい交差点の脇に続く その歩道のど真ん中   わたしの手のひらと同じくらいの ちいさなちいさな子猫     びしょぬれに濡れて まるくうずくまって その小さな顔がみえない   高いヒールの くるぶしで結ぶ紐が解けてわたしは […]…

07/05/2007
ゆるり 外国での暮らし

休日の過ごし方

    連勤最終日に遅い時間やっと家に着くと 長い一日はゆっくり次の日になってすると 一ヶ月半のご褒美と我慢が いきなりまとめてやってきたみたいに この手の中にあって わたしは 小さなことだったけれど 自分に必要なのに目をつむっていたことに気づいた     そして休みも二日目にさしかかれば醍醐味 一日中 徹底的に「だらしなくすごす」こと   今日ば […]…

05/03/2007
外国での暮らし

愛すべき日常

上海にて。 外を歩いていても なかなか美しい風景に出会うことができないこの町   何気なく「どっか癒される場所ってないの?」ってきいた時 出てきた答えは「うち。」 即答。そして同感。   というわけで もともと家好きなわたしに拍車をかけたこの町 そこで暮らすわたしの 愛すべきことたち。   ウォーターマンの万年筆、ティーマのマグカップ、 コンタックスの漆黒、ざくろの果 […]…

04/19/2007